2025/10/19(日) 19:34配信
フランス・パリのルーブル美術館で19日、盗難事件が発生し、美術館は閉鎖されました。フランスメディアはナポレオンと皇后の宝石コレクションから9点が盗まれたと報じています。AP通信によりますと、フランスのダチ文化相は19日、ルーブル美術館で盗難事件が発生したと発表しました。ケガ人などの報告はありませんが、美術館は捜査のため休館となったということです。 ルーブル美術館の公式サイトでは「特別な理由」により閉館すると表示されていますが、事件については明らかにしていません。 フランスの日刊紙「ル・パリジャン」は、ナポレオンと皇后の宝石コレクションから9点が盗まれたと報じていて、美術館の南側を流れるセーヌ川に面したファサードから犯人が侵入したとしています。ファサードは工事中で、犯人は貨物用エレベーターを使ってギャラリー内の部屋に直接、侵入したということです。 ルーブル美術館には「モナリザ」や「ミロのビーナス」、「サモトラケのニケ」などの美術品3万点以上が展示されていて、一日あたり最大3万人の来館者が訪れています。
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